糸川産業は昭和37年に創業しました。当時浴槽やボートなどに使用されていたFRPという材質にいち早く着目し、プロセス設備への応用を試み実績を重ねてきました。
産業界の要求に着実に応え、FRP製耐蝕塔槽類及び付帯設備を中心とするプラントメーカーとして、その実績やノウハウを生かしたユニークなアイデアは、各方面で高い評価を受けています。
設計/製作/施工/メンテナンスを自社内完結の一貫システムを確立し、さらにはポンプ/ファン/撹拌機などの付帯設備についても各メーカーと連携し、最適なものをご提案します。
糸川産業では胴体と底板を一体で成型するハンドレイアップ製法にこだわっています。
ハンドレイアップ製法で作られたFRPタンクは、底と胴が一体ではないF.W(フィラメントワインディング)成型の製品に比べ、継目がないため、耐薬品性/耐熱性/耐震性に優れ、長期に渡り構造体として安全安心なパフォーマンスを発揮します。
赤穂港に隣接する工場を有するため、陸上輸送できない100㎥以上または内径Φ3400以上の超大型タンクも海上輸送にて納入可能です。
構内に港が無い場合は、パーツを分割納入し現地組立にて対応します。
設置高さに制限があるため、径を大きくすることで高さを抑えつつ容量を確保したい場合や、大型プラント用の超大型FRPタンクが必要な場合はお気軽にご相談ください。
FRPにフッ素樹脂(PVDF/PFA)や汎用樹脂(PP/PVC)を組み合わせることで、FRPでは対応できない液体やクリーン性が求められる液体にも対応可能な高耐蝕クラッド材を開発。
化学、食品、バイオから金属表面処理やレアメタルにいたる幅広い分野でこ採用をいただき、高い評価を得ています。
これまで培った多数の実績により、内容液や使用条件に合わせて適切な材質をご提案します。
糸川産業では耐蝕タンクのみならず、設備運用にあたり必要な付帯設備を含めたプラントエンジニアリングにも対応します。
設備の自動化についてもおこなっていますのでお気軽にご相談ください。